進撃の巨人は面白い!理由4選

「進撃の巨人」は完結するまで、そして完結しても尚忘れられない名作です。

進撃の巨人の面白いところなんて、数えきれないほどある!!!

もちろんそうなのですが、今回は、面白いと思う点を4点に絞り、具体的に明示していきたいと思います!

※あくまで個人的感想ですので、ご容赦ください。

「進撃の巨人」面白い理由①巨人ってどこから沸くの?謎多き世界観が面白い!

まずは、やっぱり「巨人の存在」ですかね。

「進撃の巨人」の序盤では、巨人はどこからか突如として現れ、人類を捕食する恐怖そのものでした。

人類を見つけると追いかけて捕食し、消化器官がないため、お腹いっぱいになると食べた人間を吐き出す、これを繰り返すのです。

意味がわからないし、巨人の走り方や表情も、

もう全て!とにかく気持ち悪い!!

彼らがどこから来たのか、なぜ人類を捕食するのか、その正体については物語が進むにつれて少しずつ明らかにされていきます。

急速に巨人の謎に迫っていく「マーレ編」あたりかな

エレンたちが住む場所をパラディ島と呼ぶこと、壁外に人類が存在することが明らかに!

読者である私たちも、壁外には巨人がウヨウヨ住んでいて、壁から出ようものなら巨人に捕食されてしまうという固定概念を持っていましたよね。

今までその認識で読み進めていただけに、この事実を知ったときは登場キャラと同様に驚愕!!

そして更にわかってきたことは、、、、。

現大国であるマーレは、エルディアに蹂躙された過去から、巨人化するエルディア人を迫害。

マーレにおいて罪を犯したエルディア人の処刑には「楽園送り」と呼ばれるものがあり、その内容は脊髄液を投与され、無垢の巨人となって、パラディ島を生涯さまよい続けるというもの!!

すなわち、巨人は楽園送りとなったエルディア人であり、長年、エレン達が苦しめられてきた巨人の正体は、ナント人間だった!という何とも皮肉。。

本当にすごい設定、、、!!!

そりゃあ斬りまくって来たリヴァイ兵長も茫然よ。。

 

「進撃の巨人」面白い理由②面白いシーン多数!シリアスなのに笑えるセリフがクセになる!

進撃の巨人では、人類は食物連鎖の頂点に君臨しているわけではなく、いつ命を落とすか分からない、そんなシリアスな状況が日常となっています。

そんな過酷な環境ですが、じわじわくる、思わず笑ってしまうシーンも実は盛沢山!!

個人的に面白くて好きなのは、

やっぱりハンジとリヴァイですね!

例えば、エレンが巨人化できることが判明し、ハンジがさまざまな実験を試みるシーン。

ハンジ「うおおぉ見ろモブリット‼エレンの顔が大変なことになってるぞ‼」「急げ‼スケッチしろ‼これ元の顔に戻るのか⁉」「後で見比べるためにいるだろ、早くしろ‼」

モブリット「分隊長‼あなたに人の心はありますか⁉」

抜粋した文章では伝えられない、もどかしさ。。

是非、漫画をご覧ください!

巨人の謎を前にして興奮したハンジと、ツッこむモブリットと、エレンを心配するミカサという、かなりシュールな構図が最高なのです。

モブリットの巧みな言葉選びにも脱帽!!

リヴァイとハンジのコントまがいな掛け合いも最高です。

エレンが懲罰房の中で、グリシャの記憶をたどり「進撃の巨人……」と呟く、やや真剣なシーン。

その場面を目撃したハンジ、リヴァイ、アルミン。ハンジはエレンに、なぜ独りで喋っていたのか執拗に問い詰めるところも面白いですよね。

すごいしつこいしw

リヴァイには「そういう時期は誰にでもある」と気を遣われ、エレンの表情も笑ってしまいました。

ハンジの一言は、いつでも面白い!

他にも、

・訓練兵時代、エレンとジャンの喧嘩中に、教官が何の音か尋ねると、ミカサ「サシャが放屁した音です。」の一言。

え!ミカサもそういうこと言うんだ!という意外性と、ミカサの真面目な顔が笑えますw

・エレンの進撃の巨人の継承者について、コニーやサシャがお互いに「馬鹿だから任せられない」と言うシーン。

皆、真面目な顔だから余計おもしろい!

・エレンがリヴァイ班に参加したとき、リヴァイの真似をするオルオ。憎めないキャラw

周りのリヴァイ班メンバーも個性的で面白いですよね~!

本当にちょっとしたシーンなのですが、クスっと笑ってしまうようなやり取りが好きです!

「進撃の巨人」面白い理由③巨人も面白い!奇行種の巨人に目が離せない!

進撃の巨人には、知性巨人(九つの巨人)無垢の巨人が登場します。

無垢の巨人は、さらに通常種奇行種に分けられ、中でも奇行種はその名の通り、どのような行動を取るか皆目見当もつかない厄介な存在です。

知性巨人は、完全に人間の意思で動いてますが、無垢の巨人って、本っ当に不気味なんですよね!

表情も気持ち悪いし、動き?走り方も気持ち悪いし、なんだか体形も知性巨人の筋肉質な身体と違って、お腹が出ている幼児体形で、顔はオッサンみたいな。。。。w

知性がないのかーと油断しがちですが、調査兵団が待機していた大木の下には、無垢の巨人たちが寛いでいるように見えて、しっかり人間の動きを見ていたのも、本当に不気味だし怖い!!!

隙があったら、人間を食おう!としているところとか、恐怖しかないです。。

だけど不思議と、思わず視線を留めてしまう奇行種。

いやよいやよも好きのうち、

的なこと、、?!

「進撃の巨人」面白い理由③壮大な伏線!謎解きしたくなる面白さ!

壮大な伏線といえば、やはり第1話のタイトル「二千年後の君へ」についてですよね。

この伏線は、第80話「二千年前の君から」で回収されます。

第80話「二千年前の君から」にて、エレンはすべての巨人の始祖であるユミルに接触します。

死後もフリッツ王の命令に従い、座標で巨人を作り続けているユミルを背後から抱きしめ、エレン「オレをここまで導いたのはお前なのか? 待っていたんだろ、ずっと。 二千年前から誰かを」と語りかけ、始祖ユミルの心の呪縛を解き放ちました

違和感のあった第1話「二千年後の君へ」のタイトルは、第80話「二千年前の君から」と対になっており、これは二千年の時を超えてユミルからエレンへ、エレンからユミルへ向けられた言葉になっていると考えられます。

最初から疑問には感じていましたが、こんな序盤も序盤から壮大な伏線があったのかとシビれましたよね!

数ある伏線ですが、この伏線にもビビりました。↓

またまた第1話ですが、エレンの母であるカルラが、エレンの目の前で無垢の巨人に捕食されます。

その巨人の正体は、エレンの父:グリシャのマーレでの妻、ダイナ・フリッツであることが後に明かされるのです。

エレンの母カルラは、夫の前妻に食われたってことかい!?

ダイナはマーレによって「楽園送り」とされ、無垢の巨人にされました。

ダイナは巨人の脊髄液が入った注射を打たれる直前、グリシャに「どんな姿になっても…あなたを探し出すから」と発言しています。

そして超大型巨人によって壁が破壊された日、巨人となったダイナが真っ先に向かったのはエレンたちの家、つまりグリシャのもとでした。

その後、エレンは始祖の巨人の力によって、ダイナがカルラを捕食するように操作したことも明らかになりました。

なんとなくカルラ派だったので

やるせない気持ちでした。。

っていうか、グリシャはどっちを

愛してたんだろ。。

 

複雑にちりばめられた伏線をまるっと回収する様はもはや芸術です!

「進撃の巨人」面白い理由まとめ

いかがでしたでしょうか。

伏線については、読者の間でも色々想像して論争が巻き起こりましたよね!

進撃の巨人が2021年に完結してしばらく経ちますが、まだ誰も気づいていない伏線が隠されている可能性もあるかもしれません。

読み返すたびに新しい発見があり、長きにわたってわくわくさせてくれる大好きな作品です。

 

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