「薬屋のひとりごと」面白い!理由4選は?

2023年にアニメ化され、一躍大人気となった「薬屋のひとりごと」。

実はアニメ放送前から話題作だったのはご存知ですか?

その面白さについて、今回は筆者視点で掘り下げてみました。

この記事ではアニメ・漫画版に焦点を当てているので、小説版(ヒーロー文庫出版)を読んでいる方には物足りないかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。

「薬屋のひとりごと」面白い理由①色々な要素が絡み合う設定

「薬屋のひとりごと」のジャンルは「中華風ミステリー、ラブコメ」となっています。

みなさんは本作のどこに着目していますか?

唐の時代をモデルにした舞台、猫猫の医学知識を生かす謎解き後宮での日常、壬氏との恋愛模様⋯。どれも魅力的ですが、1つ1つの要素は珍しいものではありません。

それらが上手く絡み合い物語が展開していくことで、本作独自の世界観・魅力が生まれています。

特に、壬氏と猫猫の関係がどうなっていくか気になる方は多いのではないでしょうか。

猫猫自身の性格と、身分の差という大きな壁をこの先、壬氏はどうやって攻略していくのか。

アニメ最終話まで放送された今、ますます目が離せません。

筆者は推理パート、後宮での日常パートを特に楽しんで観ています!

今まで後宮ものにはあまり食指が動かなかったのですが、一見華やかな舞台の裏側を知れるのも興味深いですね。

ちなみに「小説家になろう」では、本作のジャンルは「推理」となっていました。こちらはあくまで推理メインということでしょう。

web版は無料で全話読むことができるので、未読の方はぜひ一度読んでみてください。

「薬屋のひとりごと」面白い理由②漫画(サンデー版、ガンガン版)もアニメも面白い

◆漫画版について

漫画版が2つあることでも有名な本作。

それぞれサンデービッグガンガンで連載中で、作者も違います

みなさんはどちらを読んでいますか?

両作は原作は同じでも、何に重点を置いているかが違います。

結果、全く雰囲気の異なる漫画となっているのです。

サンデー版はミステリー要素が強調され、推理パートの補完・追加が多い印象。より原作の雰囲気に近いのはこちらでしょうか。原作の補足も丁寧で物語がわかりやすくなっています。

ビッグガンガン版はラブコメ要素が強調されています。また後宮特有の華やかさ、陰湿さはこちらの方が丁寧な印象。

おすすめはやはり、両方読むこと。

先程述べたように雰囲気が違うので、読み比べるのも楽しいですよ!

「こんな見方があったのか」「こういう解釈もできるんだ」と新しい発見があります。まずは1話を比較してみてください。

◆アニメ版について

キャラクター原案のしのとうこさんは、原作のイラストレーターです。キャラクターデザインは中谷友紀子さん。なので漫画版とはまた違う、アニメとしての「薬屋のひとりごと」となっています。

個人的には、華やかさやキャラクターの可愛らしさなどはガンガン版に近いかなと思いました。実際、園遊会での衣装はガンガン版のデザインでしたね。

1つの作品でこんなに色々楽しめるなんて、とても贅沢です。

「薬屋のひとりごと」面白い理由③キャラが絶妙

本作最大の特徴とも言える、個性豊かなキャラクター

主人公・猫猫を筆頭に、壬氏や四夫人、緑青館の三姫…。その魅力はここでは到底語り尽くせません。

大人びており常に冷静な猫猫と、頭はいいけれどどこか子どもっぽいところがある壬氏

今のところほとんど進展がない2人ですが、この先どうなっていくのでしょうか…。

ここで筆者が密かに推しているキャラクター、小蘭についても語らせてください。

最初は1話のみのゲストキャラクターかと思っていました。ですがその後も度々登場し、猫猫との仲を深めています。

彼女も後宮に売られた身ですが、それを忘れてしまうくらい明るく朗らかな少女。猫猫が達観しているため、年相応の面を見せてくれる小蘭はとても可愛らしく見えます。

猫猫もそんな彼女を妹のように思っている様子。和やかな雰囲気は物語の清涼剤にもなってくれていますよね。

そんな小蘭、もちろん今後も登場してくれます。これからも猫猫と仲良くしてほしいですね!

「薬屋のひとりごと」面白い理由④伏線回収がスッキリ

19話「偶然か必然か」では、見事な伏線回収に驚いた方も多かったのではないでしょうか?

何を隠そう、筆者もその1人です。9話「自殺か他殺か」で描かれた浩然の死。

ここから既に伏線を張り、壬氏暗殺未遂まで繋げる作者の手腕は見事の一言。

思わず最初からアニメを見返してしまいました…!そういった箇所は猫猫が違和感を感じることが多いので、推測できる方もいるかもしれませんね。

このように、本作ではあちこちに伏線が張られていることがわかりました。

実はアニメだと回収されていない伏線も多いのです。ここであまり語ってしまうのはもったいないので、気になる方はぜひ原作か漫画版を読んでみてください。

読み返せば「そういうことか!」と納得できるものばかりです。特にこの先明かされる壬氏の正体を知れば、きっと最初から見直したくなることでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

上記の内容はあくまで筆者視点の魅力なので、どこに惹かれるかはあなた次第です。

2025年にはアニメ2期も決定している「薬屋のひとりごと」。

漫画版もまだまだ続いていますし、これから更に盛り上がってくれるはず。今後の展開がとても楽しみですね!

 

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