「呪術廻戦」は難しい!意味不明と言われる理由8選!

現在、週刊少年ジャンプで連載されている大人気漫画「呪術廻戦」。

アニメ化(アニメ第3期をやることも決定しています!)や映画化しておりますが、2024年中には連載終了するのでは?と噂されているだけに、気になっている方も多いと思います。

そんな呪術廻戦ですが、「わからなくなった。。」と離脱される読者もいるというのが残念なところです。

今回は「呪術廻戦」が意味不明と言われる理由を8つご紹介します。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?①用語がわかりにくい

1つ目の理由は、作中に登場する用語が分かりにくいことです。

「呪術廻戦」に限らず、多くの漫画作品には多種多様な用語が登場しますし、独特な造語が出てくることも少なくありません。

しかし「呪術廻戦」に関しては、ほとんど?と言っていいくらい、理解が難しい用語が沢山出てきます。

もちろん、読者のために作中でどういう意味なのか説明はされていますが、何度も読み直さないと、頭にスッと入ってこないことも。

例えば、作中で登場する術式ですが、生得術式結界術と2つのことを指すという、そもそものややこしさがあるのです。

また、人気キャラクターの五条悟(ごじょうさとる)術式無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)は、工学的視点で見ないと分からないという、普通だったらあり得ない、かつ面倒なところも存在します。

それ故に読者も、「呪術廻戦」の事を知らない素人に説明する事が難しく、非常に苦労してしまうケースもあるようです。

たまたま、友人も「呪術廻戦」が好きでハマっていたらいいのですが、お勧めだよ!と友人に軽く解説するのが難しいのですよね。。

ネット上でも、もっとわかりやすくしてほしい!という意見は存在しています。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?②設定が難しくて分からない

2つ目の理由は、設定が難しくてわからないことです。

特に領域展開が難しいとされていますし、説明が遅い、ある程度の知識がないと分からない、という意見も散見されてます。

注※領域展開とは、呪術戦における究極の技であり、自らの生得領域に術式を付与して 現実世界に展開するものです。

一番最初に出て来た領域展開は、両面宿儺(りょうめんすくな)なのですが、作中の描写から斬撃系の技なのは理解できます。

注※両面宿儺とは、「呪いの王」と評される、作中でもっとも恐れられている存在です。主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)の体内に取り込まれており、物語のキーパーソンでもあります。

どういう原理でそうなったのかは、その場面では説明されず、説明されたのは後の渋谷事変の時でした。

通常なら、登場時に説明されることが多いと思いますが、その説明が後回しにされてしまったので、一旦読者が置いてけぼりをくらう感じがありました。

そして、秤金次(はかりきんじ)が扱う領域展開は坐殺博徒(ざさつばくと)ですが、なんと、パチンコ台をモデルとした領域(技みたいなこと)です。

週刊少年ジャンプを読む読者は、まぁ大人もいらっしゃいますが、子供などチビッ子の読者も多いと思いますが、パチンコってわかるのかな?と思いました。

領域展開だけでなく、「呪術廻戦」の設定は難しいものが複数散りばめられています。

領域展開の他には、縛り(しばり)天与呪縛の存在なども大変分かりにくいと言っても過言じゃないでしょう。

注※縛りとは、自分または他者との間に締結し、何かを制限する代わりに何か(能力強化)を得る、破ることが出来ない約束みたいなものです。

注※天与呪縛とは、生まれながらに肉体に強制された縛りのことです。自らが課す通常の縛りとは違って、天与呪縛を与えられた者は必然的に数奇な人生を辿ります。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?③絵が見づらい

3つ目の理由は、絵が見づらいことです。

絵に関しては決して下手というわけではありません。

日常シーンは問題ないのですが、バトルシーンになると見えづらさが顕著になります。

もちろん、バトルシーンの作画って難しいですよね。

それは十分、素人でも想像できるのですが、、、術式など現実社会とは無縁の世界であるだけに、細かい部分をもっとしっかり見たいと思ってしまうのです。

少年漫画に多いバトルシーンは、「ワンピース」や「ドラゴンボール」など、見やすいものがやはり人気だと思います。

「呪術廻戦」は絵が見づらいせいで、バトルシーンでどういう戦いをしているのか、よく分からないのが残念です。

それに、登場人物の顔が微妙に似ていることも、わかりにくさを助長しています。

余談ですが、「呪術廻戦」の前身と言える作品である「東京都立呪術高等専門学校」の乙骨憂太(おっこつゆうた)と狗巻棘(いぬまきとげ)は、「呪術廻戦」の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)と伏黒恵(ふしぐろめぐみ)に似ていたので、容姿を若干変えたそうです。

同世代の登場人物が沢山出てくる作品なので、人物を描き分けていくことが難しいのかもしれません。

「呪術廻戦」は、漫画よりアニメの方が綺麗で分かりやすいという意見もあるようです。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?④五条悟が封印されたから

4つ目の理由は、五条悟(ごじょうさとる)が封印されたことです。

五条悟は、人間サイドで出てくる登場人物の中では最強クラスの実力者。

強いだけでなく、普段は目隠しで隠している眼を露わにすると、非常にイケメンなので女性ファンも多く存在します。

それ故に、主人公の虎杖悠仁よりも人気が出てしまいました。

しかし、そんな五条悟が封印されてしまいます。

それは渋谷事変でのこと。

五条悟は獄門疆(ごくもんきょう)に封印されてしまい、死滅回游編の終盤まで復活しませんでした。

「なんで!五条が封印されるの、意味不明」と離脱してしまう五条悟ファンもいたことでしょう。

それに、渋谷事変で多くの登場人物が命を落としたことや、死滅回游のルールが分からなかったという方も多く、「呪術廻戦」特有の難しさを助長させてしまったのだと思います。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?⑤宿儺(すくな)の目的が分かりにくい

5つ目の理由は、宿儺(すくな)の目的が分かりにくいことです。

宿儺は、過去に呪いの王として君臨していた存在でしたが、指を20本に切り刻まれて封印されていました。

しかし、虎杖が伏黒を助けるために指を1本飲み込んだ際に、虎杖を器として宿儺は復活しましたが、虎杖は宿儺に対する耐性があったので、宿儺は思うように動けませんでした。

その後はあまり表立った活動はありませんでしたが、渋谷事変で、裏梅(うらうめ)と話をしていた場面から、宿儺は何かしらの目的のために動いていることが発覚したように思えました。

世界征服なのか?それとも、伏黒を利用し何か別の目的が?!と読者の想像を搔き立てました。

しかしながら、宿儺の目的は現状は不明であり、これまで通り、興味がないものは潰し、興味あるものとは遊ぶといった様子です。

そこの回収を待ってしまっているのは私だけなのでしょうか。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?⑥渋谷事変の時系列が分かりづらい

6つ目の理由は、渋谷事変の時系列が分かりづらいことです。

渋谷事変とは、虎杖達呪術師と真人達呪霊が渋谷を舞台にして、凄まじい戦いを繰り広げた戦いのことを指します。

この戦いで五条悟が封印されたり、双方とも犠牲者が多く出たり、宿儺が大暴れしたり、、、凄まじい爪痕を残し闘いでした。

そんな渋谷事変ですが、時系列が正直分かりにくい感じになっています。

渋谷事変の冒頭では、五条悟が最初に動き、他の面々がそれに呼応して動いているように感じていました。

しかしながら、実態はあちこちで戦いが繰り広げられている状況でした。

それぞれが総力戦みたいに見えるため、時系列が分かりにくくなってしまうのは仕方のないことなのですが、、、分かりにくいという声が上がっていました。

週刊誌を購入し、作品を読み込んでいる方はついていけても、ちょっと齧ったくらいの方には入り込みにくい複雑な世界観でした。

読むタイミングも、前話から時間が経ってから続きを読むと、あちこちで戦いが起こっていて、時系列を理解することがそもそも難しいので、あれ?これどうなってたっけ?という状態に陥り易かった為、「呪術廻戦は難しい!」と言う意見が出てきてしまったのだと思われます。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?⑦死滅回游は長くて、ルールも難しい

7つ目の理由は、死滅回游(しめつかいゆう)は長くて、ルールが難しい点です。

死滅回游とは、夏油傑(げとう すぐる)の体を乗っ取った術師・加茂憲倫(かも のりとし)が語っていた「呪力への理解を深めるための殺し合い」、要するに、術師同志で殺し合いをする為に仕組まれたゲームのことです。

渋谷事変が終わってから間もない時に始まったもので、呪術師同士の戦いの編です。

ただの呪術師じゃなく、虎杖のように呪物を取り込んだことで呪術師になった者や、過去の呪術師が憑依した者もいます。

しかも呪霊も暴れていて、渋谷事変よりも混沌とした状態!!

そんな死滅回游ですが、渋谷事変以上に長めに描かれています。

渋谷事変は10巻83話から16巻136話死滅回游は16巻137話から24巻212話となっていて、明らかに死滅回游の方が長いストーリーです。

死滅回游も、渋谷事変と同じように時系列の把握が難しい為、読者の中でもついていけない人たちが出てきました。

更に、死滅回游はルールが難しいことが、ややこしさに拍車をかけています。

ルールに関しては、簡略化していますが以下の通りとなっています。

【死滅回游ルール】

・プレイヤーは、術式を得たら19日以内にコロニー内に入り、死滅回游に参戦することを宣誓する必要がある。
・それをしなかった場合は、術式は奪われる。
・プレイヤーじゃない人間がコロニー内に入ってしまったら、問答無用でプレイヤーにされる。
・プレイヤーは、自分以外のプレイヤーを手にかけることで点を得られる。
・点数については呪術師は5点、それ以外は1点。
・ゲームマスターは死滅回游のプログラムであり、サポーターとして式神コガネがプレイヤーに与えられる。
・プレイヤーは100点を得た場合、プログラムと取引する事でルールを追加できる。
・ルール追加の場合、プログラムは死滅回游に支障をきたさないルールだったら追加しないといけない。
・参加や点を得た場合、19日までに点を取ると言った行動をしなかったら、術式は奪われる。

初期のルールはこんな感じになっていて、始まった後に追加されたルールは、簡単にすると下記の通りです。

【追加されたルール】

・プレイヤーは、他のプレイヤーの名前、点数、ルールを増やした数、コロニーの数などを確認できる。
・プレイヤーは、他のプレイヤーとの点数の譲渡ができるようになる。
・プレイヤーは100点をプログラムに献上することで、新たなプレイヤーを死滅回游から抜けさせることが出来る。
・プレイヤーは色んなコロニーを自由自在に移動できる。
・死滅回游への参加を2018年11月18日21時9分をもって終了する。
・夏油傑(げとうすぐる)、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)、氷見汐梨(ひみしおり)以外のプレイヤーが命を落とした時に、死滅回游は終わりを告げる。

ルール説明は1度しかされず、ややこしいルールが更に増えていくので、読者も必死で読み込んで理解する必要があったため、軽い気持ちで読み始めた読者さんには向かなかったようです。

「呪術廻戦」は意味不明、難しいと言われる理由は?⑧羂索の目的が難しい

8つ目の理由は、羂索(けんじゃく)の目的が難しいことです。

羂索は千年前の呪術師であり、様々な人達の肉体に乗り移って行動しており、今は夏油傑(げとうすぐる)の体を使って行動しています。

羂索は千年前から大掛かりな計画を推し進めていて、虎杖達の時代でそれを成そうしていたのです。

それは「呪力と人間の可能性を引き上げること」つまりは、人間と天元(てんげん)を一つにすることで呪力の最適化を図ることです。

上述した宿儺(すくな)とは違って、ちゃんと大掛かりな目的がある感じが見受けられますが、目的の動機が怖いです。。

なんと、呪力の最適化を図ったら面白そうだから!!

そんなことのために千年間も暗躍していたのかと思うと拍子抜けですし、犠牲になった人達が浮かばれません。

「呪術廻戦」は難しい!意味不明と言われる理由8選!まとめ

以上が「呪術廻戦」は難しい!意味不明と言われる理由8選です。

複雑で難しくはありますが、だからこそ面白い!と思う方が沢山いるから大人気作品なのだと思います。

むしろ、何度も読み返して、理解しながら読み進んでいくということ自体が、ある意味新しいというか、楽しいですよね!

そして、自分が理解したことや疑問を、「呪術廻戦」友達と語り合う、というのも醍醐味なんだと思いました!

「呪術廻戦」の今後の展開が楽しみです!

最後までご覧いただき、有難うございました。

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