ゴールデンカムイ のっぺらぼうについて徹底調査!

野田サトル氏による「ゴールデンカムイ」は2014年から2022年まで、少年ヤングジャンプで連載された漫画作品です。

日露戦争終結直後の北海道の樺太を舞台にした、金塊を巡るバトルアクション。

「冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・ホラー・GAG&LOVE!和風闇鍋ウエスタン!!」というキャッチコピーさながら、沢山の要素を詰め込みつつ、全く飽きることない秀逸な作品!

個人的にも大好きな漫画作品の一つです!

今回は、そんなゴールデンカムイに登場する「のっぺらぼう」について調べました。

ゴールデンカムイ のっぺらぼうの正体は?

「のっぺらぼう」って、まず、すごいネーミングではないですか?

そのあだ名だけで、なんかもう、怖いですよね。

そんなあだ名がつけられた、「のっぺらぼう」って一体誰なのでしょうか。

ズバリ、のっぺらぼうの正体は主人公:アシリパの父である「ウイルク」です。

彼はアイヌの金塊を隠した張本人であり、その金塊を巡る物語:ゴールデンカムイにおける超重要人物です。

ウイルクは、自らの理想を実現するためにその資金として金塊を集めていました。

彼の理想とは、ロシアからの独立や新たな国を作ること。

ウイルクがのっぺらぼうであることは、愛娘のアシリパですら知らされなかった事実でしたが、物語の後半で、父親がのっぺらぼうであることが明らかに!

それと共に、アシリパが徐々に本当の父親のことを知っていく過程が、何とも言えないです。

登場当初、幼かったアシリパの精神的成長も見どころ!!

(幼かったと言っても見た目だけ。父親の教育

のおかげで、強く逞しいのは最初からw)

ウイルクの思想や計画、そして娘に対する思いが複雑に絡み合う!!

親子ではあるが、ウイルクとアシリパそれぞれの心の機微がとても伝わってきます( ノД`)シクシク…

ゴールデンカムイ のっぺらぼうは何故顔を失ったの?

では、何故「のっぺらぼう」と呼ばれるの?

それはもう、、、怖い話なのですが、顔がないからです。。

顔がないってどういうこと!?って思いますよね、ハイ。

作画を見て、私は当初、顔に酷い火傷を負ったような外見だと思いましたが、読み進めると分かってきます、どうしてそのような風貌になったのか。

上述したように、のっぺらぼうの正体であるウイルク(アシリパの父)が、彼が顔を失った理由には複雑な背景があります。

ウイルクは、故郷である樺太(サハリン)にアイヌの国を作ることを目的に、アイヌの金塊を手に入れます。

しかし、権力者たちに狙われ追い詰められた際に、自らの手で、顔の皮を全てナイフで剥ぎ取り、のっぺらぼうとなって逃亡。更に、自らを匿うために刑務所に入ります。

一瞬の判断で、自分の顔の皮を剥ぎ取るなんて、

とても出来ることではない。。

それだけの覚悟でやっていることだし、それだけの

強さを持っていた人だよね。。

具体的には、様々な組織(ロシア政府や日本政府)から追われていた彼は、アイヌの金塊を守るために、自分がこれ以上追われないようにする為に、自身の死を偽装したのです。

彼はこの時の行動を通じて、アイヌのために戦う意思と覚悟を示す一方、残忍な手段に頼ることも厭わない、複雑な人物として描かれています。

ゴールデンカムイ のっぺらぼうは死亡した?

それでは、そこまでして逃げ隠れたと思われる「のっぺらぼう」は死なずに済んだのか?

「不死身の杉元」こと杉本佐一と共に、アイヌの隠された金塊を探す旅に出たアシリパ。

徐々に知ることになった、失踪したと思っていた父親の行方と正体。

アシリパは、のっぺらぼうが本当に父親なのか、アイヌの金塊を横取りしようとしたのか?という真相を追って、のっぺらぼうが収監されている網走監獄に向かいます。

駆逐艦による網走監獄への激しい襲撃の混乱の中、幾つもの裏切りがありながら、杉元はのっぺらぼうに接触!そして、遠く離れた屋根にはアシリパの姿も!!

遂に、ウイルクは愛娘のアシリパの姿を見ることが出来て(遠目ですが)、何か大切なことを杉本に伝えようとした瞬間、、、!!!撃たれてしまうのです( ノД`)シクシク…

本当に何とも言えない場面です、、!!

ウイルクがアシリパを想う気持ちも

凄く伝わってきます!

尾形。。。

ウイルクの死は、娘であるアシリパに大きな影響を与え、物語の行方に更に深い影を落とすことになります。

その後、彼の真実や目的が徐々に明らかになり、金塊を巡る争奪戦はさらに激化!!

ゴールデンカムイ のっぺらぼうの偽物は?

のっぺらぼうには偽物がいた?!

上述したウイルクとアシリパの再会(実際には遠方から互いが目視した)ですが、そこに至るまでも大変な騒動がありました。

網走監獄に潜入した杉元・アシㇼパ・白石は、独房にいるのっぺらぼうの元へ向かいましたが、そこにいたのは、ナント替え玉だったんです!

これを仕組んだのは、キロランケと土方歳三一派だと思われます。

裏切りの混雑!!

キロちゃん、、、

この替え玉ののっぺらぼうが、なんといっても、怖いのなんのって。。。

なんか、叫ぶんですよね、よくわからない言葉を。。。

お前うるさい!って杉本が

叩くのはウケたw

しかしこの偽のっぺらぼうを通じて、更に物語は複雑な駆け引きと裏切りに満ちた展開へと進んでいきます!!

ゴールデンカムイ のっぺらぼうについてまとめ

いかがでしたでしょうか。

登場人物が全員濃いゴールデンカムイなのですが(笑)、本人はもちろん、替え玉まで濃ゆいキャラで笑いますw

どこを切り取っても面白い本作。もう一回見直したいですね!

 

 

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