「チェンソーマン」は、藤本タツキ氏による漫画で、週間少年ジャンプで第一部は2019年から2021年まで、第二部は2022年から連載しています。
2022年からはテレビアニメとしても放送されました。
そんな大人気作品である「チェンソーマン」ですが、第一部は面白かったのに第二部はつまらない、、、?という声がチラホラ聞こえてくるようになりました。
なぜ、そうした声が聞かれるようになったのか、調べてみました!
「チェンソーマン」2部がつまらないと言われる理由は?
「チェンソーマン」の第2部が一部のファンから「つまらない」と感じられる理由を探ってみたところ、主要な原因の一つは、主人公の交代にあることがわかりました。
第1部の主人公、デンジはその無頼で直情的な性格と、デビルとしての力を使った壮絶な戦闘シーンで多くのファンを魅了しました。
一方、第2部では新主人公の三鷹アサが登場します。
彼女は普通の高校生としての生活を送りつつ、徐々にデビルハンターとしての役割に目覚めていきます。
三鷹アサの物語は、内省的で心理的なアプローチが多く見られ、第1部のような直接的な戦闘シーンは減少しています。
こうして、物語のリズムが変わり、以前のダイナミックなアクションを期待していたファンからは違和感を覚えられ、第2部への期待が裏切られた、、、、と感じる声が上がっているようです!
さらに、第2部では新たな敵キャラクターとの対峙も徐々に展開されますが、これまでのデンジの戦いとは異なる、より複雑で心理的な戦略が要求される場面が多くなっています。
このように、物語のテーマとトーンの変化は、シリーズの新しい方向性を示しているものの、初期ファンとの間にギャップを生じさせているのですね。
これらの変化は「チェンソーマン」の第2部に新たな深みを加えている一方で、アクションとスリルを重視する視聴者からは物足りなさを感じさせる要因となっていると考えられます。
そういう意味では好みが分かれる、というところですね。
ただ、第一部が面白い!と感じた方が、第二部に進んで見るわけなので、ストーリーのトーンの変化は、どうしても批判されやすい流れを作ってしまうと思いました!
「チェンソーマン」1部と2部はどう違う?
「チェンソーマン」の1部と2部は、主人公と物語のテーマにおいて顕著な違いがあります。
1部ではデンジが中心となり、デビルとの関係に翻弄されながらも、その力を使って敵に立ち向かうダイナミックな戦闘シーンが描かれています。
例えば、デンジがアパートでデビルに襲われるシーンでは、彼の生き残るための必死の戦いが緊迫感溢れる形で描かれてますよね!
彼の直感的で本能的な戦い方は、視聴者に強烈な印象を与え、物語に張りが出ます!
一方、2部では新しい主人公:三鷹アサが登場し、彼女の日常生活と内面的な葛藤が物語の中心となります。
2部では、ある日学校に突然現れたデビルと、彼女が対峙する場面があります。
このシーンでは、彼女が自分自身の中に潜むデビルハンターとしての力に気づき、その場を切り抜ける姿が描かれています。
彼女の戦いはデンジのそれとは異なり、より計算された動きと心理戦が特徴です。
第1部の直接的な対決とは異なり、より内省的で心理的なドラマが前面に押し出されています。
新しいキャラクターの導入や心理描写の深化は、第1部のアクション重視の展開から一歩踏み込んだ形となっていて、1部と2部の違いを最も大きく感じますね!
「チェンソーマン」漫画とアニメに違いはある?
「チェンソーマン」の漫画版とアニメ版、どちらもすごく面白いですよね。
そこで、その両者の違いについて調べました。
特に、漫画ではデンジがチェンソーマンに変身して戦うシーンがとにかくダイナミックで、アニメ版ではどう表現されているのかが気になっていました。
するとアニメ版では、戦闘シーンの色使いやカメラの動きがとてもうまくて、デンジの動きや戦闘の緊張感がめちゃくちゃ目立っていました。
特定のシーンでは、デンジと敵の心理戦が色の対比や光の使い方で表現されているそうですよ!
それに加えて、アニメ版は声優の演技も相乗効果を生み出しています。
例えば、デンジの声優さん(戸谷菊之助氏)が感情たっぷりに演じているから、漫画じゃ伝わりきらない微妙な感情の変化も視聴者に届くんですよね。
そのおかげで、物語にどんどん引き込まれてしまいます。
漫画版とアニメ版でストーリーや雰囲気が違うという作品もありますが、「チェンソーマン」は漫画版とアニメ版でさほど差を感じずに、どちらも楽しめるものに仕上がっています!
「チェンソーマン」面白いと思う派の意見は?
「チェンソーマン」の独特な雰囲気と予測不能な展開がファンから高い評価を受けていることはよく知られています。
上述したように、2部はつまらない!という声もありますが、やっぱり2部も面白い!というファンの意見も纏めてみました。
最も多いと感じられる意見は、新しい主人公である三鷹アサが物語にもたらす新たな深みが、多くのファンの心を掴んでいるようです。
三鷹アサの物語の魅力の一つは、彼女が初めてデビルハンターとしての能力を発揮するシーンに象徴されていると思います!
この場面は、三鷹アサが学校で突然現れたデビルと対峙した時のこと。
彼女は当初、自分の中に秘められた力に気づいていませんでしたが、窮地に追い込まれたとき、自然とその力が目覚め、周囲を驚かせるほどの迫力でデビルを退けます。
この瞬間、三鷹アサの内面的な成長と、彼女がデビルとの複雑な関係をどう扱うかが鮮明に描かれています。
彼女の心理的な葛藤と成長は、従来のアクション中心の展開とは一線を画し、より深い心理ドラマの楽しみを提供しましたよね!
「チェンソーマン」は常に新鮮で予測不能な作品として存在し続け、その斬新さで多くのファンから支持されていることがわかります!
もし2部を見たことがない、ということであれば1部とは違った魅力のある2部の「チェンソーマン」も見てみることを是非お勧めします。
まとめ
第1部と第2部で賛否両論ありますが、どちらの良さも理解して頂けましたでしょうか。
普通なら、ストーリーのトーンを変化させることって、怖いですよね。
1部が人気がある作品だったなら尚更、主人公を変えたり、テーマを変化させるようなことは勇気がいるなぁと思います。
その革新的な変化を恐れず、常に予測不能な新鮮さを保つ作品はやっぱり素晴らしい!と感じました!!
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