芥見下々氏による「呪術廻戦」は、2018年から2024年まで少年ジャンプで連載されたダークファンタジー系バトル作品です。
シリーズ累計発行部数は1億部を突破している超人気作品。
アニメ化や映画化はもちろん、舞台など様々なメディアミックスがされていますので、知っている方も多いかと思います。
最終回を迎えた昨年は、呪術ロスの声が多く聞かれたのも記憶に新しいです!
今回はそんな呪術廻戦の大人気キャラである五条悟の死亡にまつわる事情を考察しました。
呪術廻戦五条悟死亡した?
結論から言うと、五条悟は宿儺との壮絶な戦いの末、死亡。
噓でしょ。。。!!?
最強の五条悟が死んだら
終わりじゃん!
そう、思いましたよね。
第236話で五条が宿儺に敗れた描写がされましたが、このシーンを読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。
「呪術廻戦」の作品の中でたびたび「最強」と称されてきたキャラクターの死というのは、読者としては受け入れがたい現実です。
最強かつイケメンの五条悟はファンも多く、作中でも一二を争う人気キャラ。
しかも五条悟は、一度ならず何度も「勝つさ」と口にする自信たっぷりさで、全登場人物(読者も)はそんな彼に頼ってきました。
宿儺との開戦直後も、「そっちがチャレンジャーだから」等々と散々煽っていましたよね(笑)
だから私達は安心してましたよね、やっぱり。
「そうなんだ、五条の方が迎え撃つ側なんだ」と。
「五条悟は絶対死なない」という期待があったからこそ、実際に五条悟の死亡が確定した時の喪失感は計り知れないものでしたよね( ノД`)シクシク…
SNSでは「五条ロス」という言葉まで生まれるほど、多くのファンに影響を与えた衝撃的出来事でした。
呪術廻戦五条悟死亡フラグあった?
五条悟が死亡した!?
愕然とした後に頭によぎったことは、やはり、これ。
五条悟の死亡フラグって、あった?
振り返ってみると、五条悟の死亡を示唆するフラグはあの言葉。
「勝つさ」だったのかもしれません。
でも仕方ないですよね、どんなに五条悟が強くてカッコよくても、やはり主人公は虎杖悠仁です。
最強VS最強は盛り上がる展開であることには違いありませんが、主人公である虎杖悠仁を差し置いて、五条悟がラスボス(宿儺)を倒す展開は考えにくいです。
虎杖に「先生(五条悟)と(宿儺)はどっちが強い?」と聞かれて、
五条悟「力の全てを取り戻した宿儺ならちょっとしんどいかな」
虎杖「負けちゃう?」
五条悟「勝つさ」
の流れでしたが、五条はこれまで幾度となく「強く聡い仲間を育てる」と発言しています。
これをすべて含めた「勝つさ」だったのかもしれません。
この言葉は、五条一人だけの力ではなく、仲間を信じて育くみ、自分と同じ想いを持つ皆(仲間)が「勝つさ」だったのではないでしょうか。
これを踏まえると、五条と宿儺の戦いが決定したこと自体が死亡フラグだったのかもしれません(´;ω;`)ウゥゥ
私自身は、これらのフラグに気づきながらも、やっぱり内心は「五条悟だから大丈夫だろう」と楽観視していました。。
それだけに、死亡が確定した時の感情の揺れは大きかったです( ノД`)シクシク…
呪術廻戦五条悟復活した?生き返る?
五条悟が死亡した!?
死亡フラグを追ったら、次に思うことは、そう。
生き返るかな、、、?
そうですよね、もうそこに願いをかけるしかないですよねw

神龍ー!!
五条悟を生き返らせてくれー!
しかし、五条悟は復活しませんでした。
宿儺に上半身と下半身にまっぷたつにされ、地面に横たわる五条の描写がありました。
ここで、伏黒甚爾との戦いを振り返ると、五条は伏黒甚爾に敗れたと思われましたが、首をチョンパされなかったことで反転術式で復活した過去があります。
つまり、チョンパされると復活の望みは薄いと考えられます。
それに、五条の敗北シーン直前には、すでに死亡しているかつての仲間たちと会話しているシーンが回想で描かれ、宿儺との戦いを「楽しかったな」と振り返っておりました。
つまり、受け入れ難過ぎる事実ではありますが、五条悟の死亡は確定でしたね。
呪術廻戦の世界観では、「死」は重く扱われており、その重みを軽くするような展開は作品のテーマ性を損なう可能性もありますし。
結果として、五条敗北後、五条の想いや教えが仲間たちに引き継がれていることを証明した展開になりました。
彼の「死」が無駄ではなかったと感じられる、そんな展開だったと思います。(五条悟の死は悲しいけど)
呪術廻戦五条悟の死の影響とは?
五条悟の死は、物語の至るところで多大な影響を与えたと思います。
最強の盾を失った呪術師側の戦力バランスは大きく崩れて、宿儺や裏梅との戦いにおいて絶望的な状況に陥ります。
虎杖や乙骨、禪院真希といった若手術師たちが急速に成長せざるを得ない状況になり、物語のテンポが一気に加速しましたよね。
五条悟が宿儺と戦いで達成した最も大きな影響は「伏魔御廚子」の封印です。
宿儺の領域展開は、一度発動すれば勝利はほぼ確定するほどの威力を持ちます。
しかし、無下限呪術「無量空処」の使い手である五条だけが、この絶対的な術式を封じることができました。さらに、五条は宿儺の強力な式神である「魔虚羅」と「嵌合獣顎吐」の攻略に成功しています。
特に適応能力に優れた魔虚羅の破壊は、宿儺の戦力を大幅に削減することに繋がりました。
また、五条悟の攻撃により、宿儺の反転術式の出力が大幅に低下したことも挙げられます。
反転術式つまり回復能力の低下は、戦闘中に宿儺が深刻なダメージを受け易くなり、宿儺の弱体化に繋がりました!
これらによって、虎杖たちに「宿儺に勝てる可能性」が残されたのです。
最強の呪術師である五条でさえ、単独で宿儺を抑えることはできませんでしたが、五条悟は死して宿儺の弱体化と時間稼ぎを実現したのですね( ノД`)シクシク…
五条悟の死は、確実に宿儺打倒への重要なステップでした。
やはり、五条悟の存在なくしては勝利はなかったですね。
呪術廻戦五条悟の死にまつわる考察まとめ
いかがでしたでしょうか。
やっぱり大好きな「呪術廻戦」。
完結しても尚、人気がある作品の一つですよね。
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