古舘春一氏による「ハイキュー!!」は、2012年から2020年まで少年ジャンプで連載された高校バレーボール部を描いた青春漫画です。
とにかく熱い!!
とにかく登場キャラが良すぎて、大人が読んでもムネアツな作品なのです。
今回は、そんなハイキュー!!の「小さな巨人」について纏めました。
ハイキュー 小さな巨人の正体は?
ハイキュー!!に登場する、小さな巨人って?

もちろん、進撃の巨人の類いでは
ありませんよ!!
烏野高校バレー部のOBであり、身長が低いながらも全国大会で活躍した選手です。
彼の本名は、宇内天満(うない てんま)。身長は約170cmです。
宇内天満が初めて直接登場するのは、原作漫画の第338話です。
なんといっても彼は、主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)がバレーボールを始めるきっかけとなった人。
宇内天満は身長は高くないのですが、とにかく高く翔ぶ!!!
そんな彼のプレースタイルから「小さな巨人」という異名がつけられたんですね。
日向はテレビで宇内天満がプレーしているのを見て憧れて、バレーの道に入りました。
宇内天満の、小さくても高く翔ぶ姿に感銘を受け、自身の成長とチームの勝利を目指して努力を重ねる日向の物語が、最高にアツいです!
宇内天満の存在は、日向の目標であり、バレーボールに対する情熱を支える重要な要素となったことは間違いありません!
ハイキュー 小さな巨人がっかり?!卒業後は何してる?
そんな「小さな巨人」こと、宇内天満。
全国大会で活躍した選手だし、卒業後はプロになってるのかなぁ、と個人的に思っていました。
しかし宇内天満は、烏野高校卒業後、大学には進学せず、実業団やVリーグからの勧誘もなかったため、バレーボール選手としてのキャリアを続けることはありませんでした。
彼は地元で家業を手伝いながら、バレーボールから離れた生活を送っています。

ガーン。。なんかショックだった。
でもそんな甘くない世界だよね、
スポーツって。。( ノД`)シクシク…
(私だけではなく)一部の読者からは、宇内がバレーボールを続けていないことに対して「がっかりした」という声もあがっていました。
この事実に対し、当の日向はどう思ったのか?
作中で、日向は「がっかりしてない」と述べています。
これは、日向自身が「小さな巨人」への憧れを超え、自分自身のプレースタイルや目標を見つけた結果であり、宇内の選択を尊重しているからだと考えられますね。
それに、宇内が最終的にバレーの道を進んでなくても、あの時の宇内の存在は確かに、日向の心を揺さぶり起こし、バレーボールへの道へと搔き立てたことは間違いない事実!
ハイキュー‼は、スポーツを続けることだけが全てではなく、それぞれの人生の選択を尊重する姿勢で描かれたと、本当に素晴らしい作品ですよね。
ハイキュー 小さな巨人対決とは?
日向は、そんな尊敬して止まない先輩である「小さな巨人」こと宇内天満に会うことは出来たのか?!

けっこう最初からずっと
気になってたw
日向と宇内天満はちゃんと出会います!
え!?もしかして対決?!日向と宇内天満がバレー対決しちゃったり!?
そんな淡い期待を持った貴方。私と一緒ですw
前述したように、宇内は高校卒業後はバレーボールから離れており、現在は別の道を歩んでいるので、そんな夢対決はありませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
では「小さな巨人対決」って何よ? 日向と宇内天満の対決じゃないの?
小さな巨人対決は、主人公・日向翔陽と、鴎台高校のエース・星海光来の対戦を指します。
日向は「小さな巨人」こと宇内天満を受け継ぐかのように、身体は小さいが高く翔ぶ選手。
一方で、星海も小柄ながら圧倒的な実力を持ち、「新たな小さな巨人」として注目されている選手です。
そんな二人が、全国大会の準々決勝で、烏野高校と鴎台高校が対戦し、日向と星海の直接対決が実現したのです!
試合序盤から両者は得点を取り合い、日向の囮としての動きや、星海の多彩なプレーが光りました。
鴎台は強力なブロック陣を誇り、日向たちはその壁を突破するために新たな戦術を試みます。
一方、星海は高い攻撃力と安定した守備でチームを牽引し、日向との間で高度な駆け引きが展開されました。
この対決は、日向が自身の成長を実感し、「小さな巨人」という目標から「最強の囮」としての自分の役割を再認識する契機に!!
最終的に、日向は「小さな巨人」になるのではなく、自身の新たな道を切り開くことを選択します。
この「小さな巨人対決」は、作品内でも屈指の名勝負としてファンの間で高く評価されています。
両者の空中での高度な駆け引きや、チームプレーの重要性が描かれ、物語のクライマックスの一つとして位置づけられていると言っても過言ではありません!!
ハイキュー 小さな巨人のモデルはいるの?
「小さな巨人」こと宇内天満って、実際のバレーボール選手にモデルがいるのかな?
小柄だけど翔ぶ選手、実際に見てみたいですよね!
一部のファンの間では、元日本代表の選手である喜入祥充(きいれ よしみつ)氏がモデルではないかと推測されています。
喜入氏は身長171cmとバレーボール選手としては小柄ながら、優れたスパイク力で知られていました。彼のプレースタイルが「小さな巨人」と共通する点が多いことから、そのような推測がなされています。
また、作中の烏野高校バレー部の多彩な攻撃スタイルが、喜入氏の出身校である大塚高校をモデルにしているのではないかという意見もあります。
しかし、これらはあくまでファンの推測であり、公式に確認された情報ではありません。
さらに、「小さな巨人」という表現は、バレーボール界では一般的に、身長は低いものの優れた技術や実績を持つ選手を指す言葉として使われているようです。
そのため、特定の一人をモデルにしているのではなく、こうした選手たち全般を参考にしてキャラクターが作られた可能性も考えられます。
結論として、「小さな巨人」に明確なモデルがいるかどうかは定かではありませんが、バレーボール界に実在する小柄なスパイカーたちの存在が、キャラクター創造のインスピレーションになっている可能性は高いですね。
ハイキュー 小さな巨人についてまとめ
いかがでしたでしょうか。
とにかくどのキャラも良すぎて推しキャラが定まらないという、素晴らしい作品。
ハイキュー‼の小さな巨人対決、まだ読んだことない方は是非読んでみてください!
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