ナルト 火影について徹底調査!

「NARUTO -ナルト-」(以下、ナルト)は、岸本斉史氏によって、1999年から2014年まで少年ジャンプで連載された漫画作品です。

忍同士が「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して戦いを繰り広げるバトルアクション漫画ですが、主人公:ナルトの成長や、仲間との絆や因縁など、複雑な人間関係や心情も丁寧に描かれた作品で、日本だけならず世界中に大人気の作品です!

かくいう私も全巻揃えて、何度も読みましたw

今回は、そんな「ナルト」の火影について解説していきます。

「ナルト」火影の歴代紹介!①初代、二代目は?

作中の「火影(ほかげ)」とは階級であり、木の葉隠れの里の長(トップ)を指します。

ナルトの世界には5つの大国があり、ナルトが在住するのは火の国の木の葉隠れの里です。

【初代火影】

最初に紹介するのは、初代火影の「千手柱間(せんじゅ はしらま)」です。

性格は温厚で、争いを好まない平和主義の人物です。

五大性質(火遁、水遁、土遁、雷遁、風遁)及び木遁、陰陽遁、更に仙術まで使えます!

戦闘では主に木遁を使い、その規模や威力はどれも桁違いです。

チャクラ量も九尾を完全に制御したナルトと並ぶほど膨大!

最強過ぎんか。。

私は、初代がこんなに強いのは伝説上の忍者という位置付けと、作中終盤で本格的に参戦したからだと思っております。

 

強さのインフレや、ストーリーが始まった頃には既に故人という設定が、異常な強さを持ったキャラクターに仕立てあがったのだと思います!

【二代目火影】

二代目火影は「千住扉間(せんじゅ とびらま)」です。

目的のためなら手段選ばず、敵に対して容赦しない冷徹な人物です。

初代火影「柱間」の弟ですが、性格は正反対です。

そんな人間が里の平和を一番に考えているためなのか、他里の忍者からのイメージは良くありません。

初代とは別の恐ろしさがありますよね。。

二代目も五大性質全て使えて、更に陰陽遁、時空間忍術が使えます。

戦いでは主に水遁時空間忍術(飛雷神の術)を使います。

初代ほどの豪快さはないものの、確実に目の前の敵を仕留めるようなスタンスだと私は感じました!

二代目も初代と同様、強さのインフレを受けたキャラクターだと思っておりますw

「ナルト」火影の歴代紹介!②三代目、四代目は?

【三代目火影】

三代目火影は「猿飛ヒルゼン」です。

性格は温厚で寛容、愛情深く、里のみんなを愛しています。

伝説の三忍綱手、自来也、大蛇丸)を育て上げたため、師匠としても優秀だったと思われます。

初代二代目と同様、五大性質が使えますが、血継限界(2つの性質を混ぜた術)は使えません

そこは初代や二代目と差別化している、あえて欠点を作っているのかなと思いますね。

戦闘では口寄せの術で猿魔という老猿を出し、猿魔が変化した金剛如意を使った近接戦が得意と思われます。

あまりチャクラを大量に使ったド派手な術は使わないというのが私の印象です。

全盛期(若いころ)に比べて年老いていることが影響しているのかも知れません。

緩急つけてるの大事!

【四代目火影】

 

四代目火影は「波風ミナト」です。

性格は優しく温厚で、人望も厚いです。

ナルトの父親カカシの師匠自来也の弟子でもあります。

イケメンだし、優しいし。

更に強いなんて、素晴らしい!

性質変化は風遁、火遁、雷遁で他に陰陽遁、封印術、時空間忍術が使えます。

時空間忍術(飛雷神の術)を使った戦闘が得意なため、「木の葉の黄色い閃光」と称されています。

飛雷神の術は二代目も使いますが、四代目は水遁を使わない、螺旋丸を使う、ということで差別化しているのだろうと思いますね。

また仙人モードも使えますが、チャクラ量が少ないためか苦手のようです。

チャクラ量が少ないのは天才型の忍者にありがちな印象ですよね、カカシとか。

少ないリソースを効率的に使うのが天才型なのかなと思いました!

「ナルト」火影の歴代紹介!③五代目、六代目は?

【五代目火影】

五代目火影は「綱手」です。

伝説の三忍の一人であり、初代火影の孫です。

性格は勝ち気で男勝り、お酒やギャンブルが好きです。

病払いの蛞蝓綱手姫、木の葉のナメクジ綱手姫と称されるほど、医療忍術のスペシャリストです。

蛞蝓(ナメクジ)と付いているのは口寄せの術でカツユという蛞蝓を出すためと思われます。

これまでの火影と違って、サポートや後方支援に特化した忍者です。

性質変化は火遁、水遁、土遁、雷遁で他に陽遁と医療忍術(傷の治療や解毒)が使えます。

戦闘では怪力による肉弾戦が得意!

怪力と医療忍術が目立つけど、

性質変化も色々使えるんだね~!

その圧倒的なパワーと回復能力のお陰で、前線で戦うことが出来るんですね。

【六代目火影】

六代目火影は「はたけカカシ」です。

性格は冷静沈着で、仲間思い、自己犠牲的な面もあります。

個人的に一番好きなキャラです!

ナルトの師匠(先生)でもあるので、ナルトの精神的、肉体的成長に大きな影響を与えた人物です。

写輪眼で1000以上の術をコピーしているため、写輪眼のカカシ、コピー忍者のカカシと呼ばれています。

天才型だからなのか、うちは一族ではないからなのか、写輪眼を使い過ぎるとスタミナ切れを起こしてしまいます。

写輪眼で術をコピーしていますが、先天的に持っている性質変化は水遁、土遁、雷遁で、中でも雷遁が得意です。更に、陰陽遁も使えます。

火影就任時には写輪眼は失っていますが、強さ(忍術や体術の練度)は健在だと思います。

「ナルト」火影の歴代紹介!④七代目は?

【七代目火影】

最後は七代目火影の「うずまきナルト」です!

主役キタ~!!

ずっと目指していたから

火影になれてよかった!

性格は負けず嫌いで、自分の言葉を曲げない真っ直ぐな人物です。

また幼少期から家族がおらず独りぼっちだったことから、孤独の痛みを知る心優しい面もあります。

今でこそ火影だけど、最初は両親がいなくて

ろくに忍術教えてもらってもなかったし、

村人から酷い扱いされてたよね(´;ω;`)ウゥゥ

王道の主人公像でありながら、心に傷を抱え、応援も共感もしたくなるキャラクターです!

アカデミー(忍者学校)では落ちこぼれだったものの、戦闘における頭の回転は早く、観察力もあります。

落ちこぼれの人間が最終的に火影になったため、作中一番成長したキャラクターと言えるでしょう!!

作中終盤で六道仙人から陽のチャクラを得たことで、六道仙人モードになることが出来ます。

六道仙人モードでは、五大性質全て陰陽遁が使え、六道の棒求道玉も使えるようになります。

更に全ての尾獣チャクラを手に入れているため、一尾から九尾までの力も使えます。

戦闘では螺旋丸を様々な形に派生させた術を使って戦うことが多いです。

様々な術を使って幅広く対応というよりは、1つの術(技)をとことん極めたタイプ!

不器用で努力型のナルトならでは!

ですよね(#^.^#)

挫折や困難を経験しながらも、めちゃくちゃ努力して、仲間の協力も得て夢を叶える、正に少年ジャンプの王道ストーリー!!大好きです!

「ナルト」歴代の火影、強さランキングベスト3!第3位は?

次に、ナルト歴代の火影の中では一体誰が強いのか!?

ベスト3を見て行きます。

※公式ではなく個人的感想となりますので、ご理解ください。

【第3位】二代目火影:「千手扉間(せんじゅ とびらま)」

二代目の強さは、やはり飛雷神の術をはじめとした時空間忍術を使った戦法でしょう!

うちはマダラから「最速の忍」と称されるほどの機動力が特徴です。

時空間忍術と言えば四代目もそうですが、私は二代目を推します!

理由の1つ目は性格ですね。

四代目よりも二代目の方が、戦闘において心の動揺が少なそうで、敵に情けをかけないのではと思っていますw

悪く言うと冷酷そう。。

現に四代目は敵が「うちはオビト」だと知ると、ひどく動揺していました。優しい!!

そして2つ目の理由は、観察力と分析力の高さです。

六道の力を手に入れたオビトとの戦闘の際、陰陽遁が穢土転生の身体の再生を無効化することや、そのオビトに仙術が効くことを見抜いたナルトの変化に気付いていました

複雑だけどw、観察力や分析力が

優れていることはわかる!!

そもそも飛雷神の術は二代目が発明した術であり、他にも影分身の術や穢土転生も発明しており、二代目はオリジナルの術が多いのも特徴です。

また二代目は戦術家の一面もあり、自らも攻撃しつつサポート役もこなせる万能さがあります。

これらを踏まえて、忍界トップクラスの機動力、頭が切れてサポート力もある、常に冷静で動じないという点から、第3位に二代目を選ばせて頂きました!!

「ナルト」歴代の火影、強さランキングベスト3!第2位は?

では、第2位を見て参ります!

【第2位】初代火影:「千手柱間(せんじゅ はしらま)」

初代の強さはもはや伝説になっており、「最強の忍」とか「忍の神」などど称されるほどの力を持っています。

じゃあ1位でいいのでは?

って思うでしょ。

第3位の二代目は、火影になる前は初代の補佐役を担っており、初代の威圧に二代目が怯むという場面があったことから、力関係は初代の方が上だと思われます。

初代の最大の特徴は、木遁という独自の血継限界ですね、やっぱり。

更に仙人モードになることで能力が跳ね上がり、九尾をはじめ尾獣を制圧できるほどの力を持つようになります。

また初代は「柱間細胞」という独自の細胞を持っています。

このため、驚異的な回復力を持ち、他の医療系忍者のように印を結ぶことなく傷を治せます

これは五代目の術「創造再生」の上位互換に当たります。

初代は攻撃面だけでなく、防御面でも他の忍者とは一線を画していると言えるでしょう!

そして、初代の強さを象徴するのはうちはマダラとの死闘

マダラは完全体の須佐能乎や九尾を口寄せできるほどの力を持っていました。

第四次忍界大戦では、穢土転生体でありながら1人で五影を倒すほどの強敵。。

それでも初代はマダラを倒すほどの力を持っていましたよね!

これらを踏まえて、機動力では二代目に劣るものの、術の強さや回復力、膨大なチャクラ量などを考慮して、初代を第2位に選ばせて頂きました!!

「ナルト」歴代の火影、強さランキングベスト3!第1位は?

それでは!栄えある第1位は、、、、?

【第1位】七代目火影:「うずまきナルト」

やはりやはり第一位はナルトとさせて頂きます。

ナルトは歴代火影の中で最も強いと思います。

主役だからというわけじゃなく、、

ナルトの強さの根源は、九尾の人柱力由来の膨大なチャクラ量回復力、うずまき一族由来の生命力にあると思います。

そして修行の末、ナルトは九尾の力をコントロールできるようになりました。

更にナルトは仙人モードを習得し、身体能力の強化が可能に!

第四次忍界大戦では、六道仙人から力を授かり、六道仙人モードになることも!!

努力の末に強くなっていく姿も

かっこいい!!

これにより六道の棒求道玉全ての尾獣の力を使えるようになります。

また仲間を回復させることもできるようになり、攻撃面、防御面共に強力な力を手に入れました。

他にも、戦闘における頭の回転がもともと速く、観察眼ひらめきがあります。

サスケの「獅子連弾」を参考に、即興で「うずまきナルト連弾」を編み出したり、三代目雷影の秘密(弱点)を見抜いたりと、その能力の高さはナルトの武器の1つと言えると思います!

これらを踏まえ、螺旋丸及びその派生形の術を主体とした攻撃力、膨大なチャクラ量や回復力、生命力といった体力(防御力)、ひいては全ての尾獣の力や六道仙人と同等の力が使えるという点から初代よりも強いと考え、ナルトを第1位に選ばせて頂きました!!

「ナルト」火影岩は本当にある?

火影と言えば、火影岩(木の葉隠れの里にある、火影岩という歴代の火影の顔を掘った岩山)。

あの大きな岩に浮かび上がった火影の姿、見てみたいですよね~。

この火影岩は、アメリカのサウスダコタ州にあるラシュモア山がモデルとされています。

ラシュモア山には4人の大統領の顔が掘られています!

ストーリーが始まった当初、火影岩には初代から四代目までの4人の顔が掘られていましたが、もしかしたら、ラシュモア山をオマージュしているのかも知れませんね。

ちなみに日本には原作を再現した火影岩があるのです!

その場所は、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」にある「NARUTO&BORUTO 忍里」です。

ここには初代から五代目までの5人の火影岩があり、木の葉隠れの里を再現しています。

火影岩は高さが約11mもあり、圧巻の光景になっています!

火影岩が5人しかない理由は、六代目と七代目は「NARUTO」の最終回で火影に就任したからであり、第二部のNARUTO疾風伝からはずっと(一時的に「志村ダンゾウ」が六代目になったものの)五代目が火影を担っていたからではないかと思います。

そこらへん、複雑だもんねw

更に、火影岩を入口に、BORUTO立体迷路アトラクション「天の巻」があり、任務という形でアトラクションを楽しみことができるのです!

ナルト好きにはたまらない!

「NARUTO」「BORUTO」ファンは木の葉隠れの里を訪れて火影岩を目の当たりにすれば、ナルトの世界に没入できるかも知れませんね!

「ナルト」火影について徹底調査まとめ

いかがでしたでしょうか。

既に完結しているものの、やっぱり名作である「NARUTO」!!

息子であるBORUTO(ボルト)の今後も目が離せませんね。

 

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