「ドラえもんって、四次元ポケットから出てくるひみつ道具が面白いだけでしょ?
いい歳した大人が泣くなんて、のび太くんみたいにジャイアンにいじめられた?(笑)」
そう思って、この記事を閉じようとしているそこのあなた!ちょっと待ってください!
実は、ドラえもんには大人だからこそグッとくる、涙腺崩壊不可避のエピソードが盛り沢山なんです!
私も、子供の頃は「タケコプター欲しい!」としか考えていなかったのに、大人になって見返したら、号泣必至のストーリーに心が揺さぶられました。
そこで今回は、ドラ泣き経験豊富な私が独自の視点で厳選した「ドラ泣き」必至のエピソードをランキング形式で紹介します!
(ちなみに、このランキングは私の涙腺のゆるみ具合によって変動する可能性があるので、あしからず!)
きっと、ドラえもんを見る目が変わるはず!
準備はいいですか?心の準備と、ティッシュの準備も忘れずに。
「ドラえもん」面白い!泣ける回ランキング10~6位
10位:森は生きている
「森は生きている」は、のび太がひみつ道具「心の土」で裏山と心を通わせるお話です。
植物と話せるなんて、まさに夢のような世界!…のはずが、のび太ったら、すっかり裏山のとりこになっちゃって。
そりゃあ、ベッドもご飯も出てくるし、天敵ジャイアンも追い払ってくれるんだから、楽園ですよね。
でも、のび太くん、ちょっと待って!それってただの引きこもりじゃない?
私も「現実逃避したいな~」って思うことはあるけど、さすがに山にこもるのはやりすぎでしょ(笑)。
そんなのび太を、ドラえもんは「食べて生きてるだけでいいのか!」と一喝。
正論!でも、この言葉の裏には、のび太を想う深い愛情が隠れているんです。
まるで、厳しくも優しい親心みたい。
最後は、裏山がのび太を突き放すという、まさかの展開!w
「裏山さん、鬼!」って思ったけど、これって、のび太を自立させるための愛のムチですよね。
ちょっと切ないけど、深い愛情を感じさせる名エピソードです。
9位:のび太の結婚前夜
「のび太の結婚前夜」は、未来の結婚式前夜の様子をのび太が覗き見しちゃうお話です。
大人になったしずかちゃんが、両親との別れを惜しんで号泣するシーンは、もらい泣き不可避!
「結婚ってこんなに感動的なものだったっけ…?」と、自分の結婚式を思い出してしまいました(遠い目)。
そして、しずかちゃんのパパの言葉がまた泣ける!!
のび太のことを「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。」って、まさに理想の男性像ですよね。
のび太、そんな素敵な人に成長したんだね…と、親戚のおばちゃん目線で感動しちゃいました。
でも、ちょっと待って。
のび太って、ジャイアンにいじめられてばかりのダメ男だったはずじゃ…?と、疑問に思ったそこのあなた!安心して下さい、ちゃんと成長してますよ!
このエピソードを見れば、きっとあなたも、のび太を見直すこと間違いなしです。
8位:台風のフー子
のび太が育てた台風の子「フー子」が、日本を大型台風から守るために自らを犠牲にするお話です。
ペットのように可愛らしいフー子が、自分を育ててくれたのび太や日本を守るために、大きな台風に向かっていく姿は、涙なしでは見られません。
「台風がこんなに愛おしい存在になるなんて!」と、度肝を抜かれたのを覚えています。
フー子の自己犠牲は、自然の力強さと儚さ、そして愛するものを守る気持ちの尊さを教えてくれます。
こんな台風なら、毎年来てほしい…なんて、ちょっと思っちゃったりして。
7位:ドラえもんに休日を!!
「ドラえもんに休日を!!」は、いつも頼りっぱなしのドラえもんを気遣うのび太の優しさが光るお話です。
「よびつけブザー」を渡されながらも、意地でも使わない!と決意するのび太。
ジャイアンにいじめられても、テストで0点を取っても、雨に降られても、ひたすら耐え忍ぶ姿は、もはや修行僧レベル!
普段はドラえもんに頼りっぱなしなのに、ここぞという時に見せる男気(?)に、思わず惚れ直しちゃいます。
しかし、そんなのび太の頑張りを見守るドラえもんの姿もまた感動的。
最後には、のび太の優しさと成長に心打たれ、ドラえもんが涙を流すシーンは、友情の美しさを改めて教えてくれます。
私だったら、速攻でブザー押してますけどね!
6位:帰ってきたドラえもん
「帰ってきたドラえもん」は、未来に帰ってしまったドラえもんが、再びのび太のもとに戻ってくるという、感動的なお話です。
ドラえもんがいなくなった後も、ジャイアンの嘘に騙されながらも、ドラえもんとの約束を守ろうとするのび太の姿は、健気でいじらしく、彼の成長を感じさせます。
「ウソ800」というひみつ道具が、ドラえもんとの再会という奇跡を起こす神展開は、まさにドラえもんらしいユーモアと感動が詰まっていて、やっぱりドラえもんは、のび太のそばにいるべき存在なんだなぁと、心温まる気持ちになります。
友情の力ってすごい!と感動すると同時に、「ウソ800」があれば、過去の失敗を嘘にしたい…なんて、つい考えてしまうのは私だけでしょうか?
「ドラえもん」面白い!泣ける回ランキング5~1位
5位:タンポポ空を行く
タンポポの綿毛の成長と旅立ちを通して、親子の愛情や成長を描いた心温まるお話です。
ひみつ道具「ファンタグラス」でタンポポの声を聞いたのび太は、その気持ちを知り、まるで我が子のようにかわいがり始めます。
そして、タンポポの綿毛が旅立つシーンは、子供の成長と重なり、親としては「いつまでもこのフワフワボディを愛でたい…」という気持ちと、「でも、巣立っていかないと立派なタンポポになれないもんね」という複雑な感情が入り混じります。
まるで、我が子の旅立ちを見送る親の心境そのもの!
そんなタンポポの成長を見守る中で、のび太もまた、自分の殻を破り、新しい一歩を踏み出す勇気を得ます。
そう、まるで綿毛のように!…というのは言い過ぎかもしれませんが、大人になった今だからこそ、共感できるポイントがたくさん詰まった、心温まるエピソードです。
子育て世代は涙不可避です。
4位:ぞうとおじさん
戦時中の日本を舞台に、少年と象のハナ夫との友情、そして奇跡の再会を描いた、もう涙なしでは語れないお話です。
戦争という極限状態の中、飼育員さんは軍の命令に背いてまで、愛するハナ夫(象)を守ろうとします。そんな飼育員さんの葛藤や苦悩に、胸が締め付けられます。
そして、ドラえもんとのび太がタイムマシンで駆けつけ、ハナ夫をインドに送り返すシーンは、まさに「ドラえもん」の真骨頂!
そんなことできるの!?と、子供の頃のようにワクワクしました。
そして、ラストシーンでのおじさんとハナ夫の再会には、もう号泣必至!
「え、これ本当に再会してるの?夢オチじゃないよね?」と疑ってしまうほど感動的でした。
このエピソードを見れば、きっとあなたも「私もタイムマシンで過去に戻って、大切な人に会いたい!」と思うはず。
もちろん、私は真っ先に大好きなラーメン屋さんに直行しますがね!
3位:ぼくの生まれた日
「ぼくの生まれた日」は、誕生日なのにママに叱られてしょんぼりする、のび太あるあるから始まるお話です。
でも、タイムマシンで生まれた日に戻って、両親の深い愛情に触れるのび太の姿を見ていると、こっちまで幸せな気持ちになっちゃいますよね。
子供の頃は「いいなぁ、自分も生まれた日を見てみたい!」なんて思っていたけど、大人になって見ると、親の気持ちに感情移入してしまって、もう涙腺崩壊!
特に、パパがのび太の名前の由来を語るシーンは、何度見ても泣けます。
私も自分の名前に込められた想いを改めて両親に聞いてみたくなりました。
もしかしたら、そこには「将来はYouTuberになって大金を稼いでね」なんて、親の本音が隠されているかもしれませんね…(笑)。
2位:おばあちゃんのおもいで
幼少期ののび太と、今は亡きおばあちゃんの触れ合いを描いた、切なくも心温まるお話です。
タイムマシンで過去に戻ったのび太は、おばあちゃんの無償の愛と優しさに触れ、成長した自分を見せることができます。
そして、おばあちゃんと二人きりになったシーンは、もう涙腺崩壊!
「おばあちゃん、私も大きくなったよ!」と心の中で叫びたくなりました。
おばあちゃんの「いつまでも、のびちゃんの側にいてやりたい」という言葉は、孫を思う気持ちがあふれていて、胸がギュッと締め付けられます。
もう会うことのできない大切な人への想いは、時間がたっても色褪せることはありません。
1位:さよならドラえもん
ドラえもんとのび太の別れという、シリーズの中でも最も切なく、そして「号泣注意報発令!」レベルで泣けるお話です。
いつもは「ドラえも~ん、助けて~!」と泣きつくのび太が、ドラえもんを安心させるために、ジャイアンに立ち向かう姿は、まさに涙腺崩壊ポイント!
「のび太、いつの間にそんな男気に目覚めたの!?」と、驚きと感動で胸がいっぱいになります。
そして、そんなのび太を優しく見守るドラえもんの表情も、二人の深い絆を感じさせ、見ているこちらも思わずもらい泣き。
別れは悲しいけれど、のび太の成長と、ドラえもんとの変わらぬ友情に、希望と温かさを感じられるエピソードです。
子供の頃は、ドラえもんがいなくなるのが悲しくて仕方なかったけど、大人になった今、このエピソードを見ると、友情の尊さや、別れから生まれる強さに改めて気づかされます。
「さよならドラえもん」は、何度見ても涙が止まらない、まさに「ドラ泣き」の名作です。
ハンカチなしでは見られませんよ!
「ドラえもん」面白い!泣ける回ランキング番外編
1位~10位までランキングを紹介してきましたが、実は、ドラえもんには、あまり知られていない「大人のドラ泣きエピソード」ならぬ、禁断の最終回が存在したんです!
2005年、ドラえもんの熱狂的なファンが「ドラえもんの最終回」という同人誌を制作・販売しました。
なんと、その内容は、電池切れで動かなくなったドラえもんを、成長したのび太がロボット工学者として修理するという感動的なストーリー。
藤子・F・不二雄先生のような絵柄と、ドラえもんへの深い愛情が伝わる内容で、瞬く間に話題となり、なんと1万部以上も売れたんです!ドラえもん愛、爆発しすぎでしょ!
しかし、あまりにもクオリティが高すぎたため、小学館から著作権侵害で販売中止に…。
「そんなに売れちゃったの!?」と同時に、「そりゃ小学館も黙ってないよね…」と、ちょっぴり複雑な気持ちになりました。
この出来事は、二次創作の自由と著作権保護のバランスについて考えさせられると同時に、ドラえもんがどれだけ愛されているかを再確認できる出来事でもありました。
それでは、この幻の同人誌のストーリーを少しだけ紹介しますね。
「ある日突然、ドラえもんが動かなくなってしまいます。
未来の妹ドラミに連絡を取ると、原因はバッテリー切れ。
しかし、ドラえもんは耳を失っているため、バッテリーを交換すると記憶が消えてしまうというのです。
未来の世界で修理することも検討しますが、タイムパトロールに阻まれ、ドラえもんの開発者も謎に包まれたまま…。
のび太は、ドラえもんとの思い出を守るため、なんと!自らロボット工学を学び、35年かけてドラえもんを修理することを決意します。
そして、見事ドラえもんを復活させることに成功!」
しかし、この感動的なストーリーには、タイムパラドックスなど、ツッコミどころ満載の設定ミスも…。
それでも、ドラえもんへの愛が溢れるこの物語は、多くのファンを魅了しました。
「ドラえもん」の世界は、公式の物語だけでなく、ファンによって作られた物語もまた、多くの人々に感動を与えているんですね。
この同人誌事件は、そんなドラえもんの愛され方を象徴する出来事と言えるでしょう。
それにしても、のび太がロボット工学者になるなんて…驚きですよね!もしも、この同人誌が公式設定だったら、未来ののび太はどんな活躍を見せてくれるのか、妄想が膨らみます。
「ドラえもん」面白い!泣ける回ランキング総評
う~ん、どれもこれも名作揃い!
正直、このランキングを作るのは「もしもボックス」で「悩みがなくなる世界」を願うレベルで悩みました。
だって、どのエピソードも笑えて、泣けて、そして心にグッとくるんだもん。
子供の頃は、「どこでもドア」や「タケコプター」といったひみつ道具の面白さや、のび太のドジっぷりにばかり気を取られていたけれど、大人になった今改めて見ると、「あれ?私、涙腺弱くなった…?」ってくらい、友情や家族愛、そして成長といった普遍的なテーマに心揺さぶられっぱなしです。
特に、のび太の優しさや勇気、そしてドラえもんの「のび太愛」には、もう涙腺崩壊寸前!
こんなに感動的なアニメだったなんて、正直、侮ってました…。
「ドラえもん」は、単なる子供向けアニメなんかじゃない!
大人も子供も楽しめる、そして人生について考えさせられる、とっても奥深い作品だってことを再認識しました。
友情の大切さ、家族の愛、そして困難を乗り越える勇気…これらのエピソードは、私たちが忘れかけていた大切なことを思い出させてくれます。
この記事で紹介したエピソード以外にも、ドラえもんには心に残るお話がたくさんあります。
ぜひ、あなたのお気に入りの「ドラ泣き」エピソードを見つけて、ドラえもんの世界をもっと楽しんでくださいね!
「ドラえもん」面白い!まとめ
いかがでしたでしょうか。
久し振りにドラえもんが見たくなった方もいらっしゃると嬉しいです!
さあ、あなたもドラえもんの世界に浸って、一緒に「ドラ泣き」しませんか。
そして、自分自身の人生や大切な人との関係について、改めて考えてみませんか。
もしかしたら、見終わった後には、自分も未来ののび太君のように成長していることに気づくかもしれませんね!
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